FX手法

【FX】3波動で環境認識とエントリータイミングをとる具体的方法

FXで「環境認識」「エントリータイミング」って聞くけど、具体的にどうすればいいの?

そんな疑問に答える一つの方法をご紹介します。それは「3つの波動に分けて考える」環境認識の方法です。

チャートはフラクタル構造なので大きい足を見ようと思えば、どこまでも大きい足を見れますし、小さい足を見ようと思えばどこまでも小さい足を見れてしまいます。また、それぞれの時間足でいくらでも水平線が引けてしまいます。

これでは複雑すぎてよくわかりません。また視点や戦略が定まりにくいです。

そこで今回は、自分の取りたい波動の1つ上の波動と1つ下の波動をチェックすることでわかりやすく、かつ強力な環境認識、エントリータイミングをとる方法を紹介します。

 

3つの波動を確認する

3つの波動に分けて環境認識をすると言いました。まずはその3つの波動を確認していきましょう。

大きい足から見ていきます。こちらはEURUSD(ユーロドル)日足です。

この時間足での波動を描いてみましょう。このようになりますね。

この赤い線の波動を便宜上「大波動」と名付けます。1つ目の波動です。あと2つ確認していきます。

次は時間足を落として4時間足を見ていきます。

この4時間足でも同様に波動を描いていきます。次は黄色で書きますね。

また、先ほどの大波動(赤)も重ね合わせて書きます。

黄色い波動が新たに確認できた波動です。便宜上「中波動」と名付けます。

これで大波動(赤)の一つ下の中波動を確認できました。

 

最後に3つ目の波動を見ていきます。

さらに時間足を落として15分足を見ていきます。

こちらが15分足です。先ほどと同様に波動を描いてみましょう。

ついでに大波動(赤)と中波動(黄)も重ね合わせて書きます。

すると、次のようになります。

青色の波動が今回足した波動です。便宜上「小波動」と名付けます。

これで3つの波動を確認できました。

 

3つの波動の意味と設定基準

この3つの波動はそれぞれ自分のトレードスタイルに合わせて確認してください。

中波動(黄)を取りたい波として認識してください。

その一つ上の波動を大波動、一つ下の波動を小波動として認識します。

 

デイトレーダーであれば、15分足、30分足程度を見ながら取りたい波動を確認して中波動とします。スイングトレーダーであれば、4時間足などを見ながら取りたい波動を中波動とします。

まずは、この取りたい波を意識することが重要です。

取りに行きたい波動の一つ上の波動で環境認識一つ下の波動でエントリータイミングを取ります。

 

もう一度先ほどのチャートを見て見みましょう。狙っているのは中波動(黄)です。

この場合、環境認識は大波動(赤)で行います。上の画像からは大波動は下降中であることがわかりますね。

ここでもう一度、時間足をあげて大波動の全体を見てみましょう。

 

大波動が下降トレンドであることを確認できましたね。このように大き流れを見ていきましょう。

 

水平線をどこに引くか

水平線は大波動(赤)と中波動(黄)の高値安値に引きます。

赤実線、黄色実線が水平線になります。

この時、引いた水平線が大波動(赤)由来なのか中波動(黄)由来なのかわかるようにしておきましょう。

大きい波のラインの方が効きますので大波動の方を注視すべきです。しかし、中波動(黄)のレジサポラインも侮ってはいけません。

レンジになる際はよく中波動のラインで反発します。またトレンドになる際は、戻り売り、押し目買い、レンジブレイクの際のヒントとなるレジサポ転換ラインになります。

大波動で大き流れを見つつ、ラインに気をつけながらトレードしていくことになります。

 

小波動の使い方

小波動(青)はエントリータイミングをとる際に利用します。

例えば、次のチャート(A)地点あたりで中波動(黄)の上昇から下降の転換を狙ってショートしたいと考えているとします。

もちろん、大波動(赤)で大き流れが下であるという環境認識はしている状態です。

その場合、エントリータイミングは小波動(青)で確認します。例えば、上画像の小波動(青)切り上げライン(マゼンタライン)下抜けから上に戻ったところ(B)地点などでショートできます。

このショートに至った手法は別の記事でまとめています。

【FX手法】上昇トレンドからの転換急落を狙った手法《ドル円USDJPY 》 ドル円って下がるとき急落する場面あるよね 急落する時ってどうゆうチャート形状パターンなんだろう? そんな疑問...

このように環境認識→取りたい波を確認(シナリオ想定)→エントリータイミングをとる

という流れでトレードして行きます。

 

まとめ

以上で、3つの波動から環境認識、エントリータイミングを取る方法の説明は終わりです。

3つの波動から環境認識、エントリータイミングを取る方法

ここで注意点が2つほどあります。

1つ目は3つそろってからトレードすること。(1)大波動で環境認識し視点を固定、(2)中波動でシナリオ想定し取りたい波が来るまで待つ、(3)小波動でエントリータイミングが来るまで待つ。どれか一つでもかけてはいけません。

初心者にありがちですが「環境認識→すぐエントリー」としてしてしまう場合があります。これはいけません。しっかり取りたい波の想定し、エントリータイミングを待ちましょう。時には環境認識とシナリオ想定はしっかりできているが、エントリータイミングが来ない、エントリーできる小波動の形にならない場合があります。その場合はエントリーは見送ります。ここが非常に大事です。

2つ目はチャートのフラクタル構造を頭の中に入れておくことです。これが最初は難しく、一つの時間足の波動しか見えなくなりがちです。ある波動は上の波動の1波に所属している感覚を持つことが大切です。こればかりは少し練習が必要になります。

この記事の最後に練習用チャートを出しておきます。自分一人で波を認識できるか試して見てください!

それでは!

 

練習

USDJPYの1D、4H、1H、15Mのチャートを示します。それぞれ大波動、中波動、小波動はどのようになるか頭の中で描いてみてください。

その際、どの波がどの波に含まれているか感じながらやってみましょう。

 

ーーー以下答え(一例)ーーー

 

 

答え(一例)

いかがでしたか?最初は難しいと思います。

また波を書いただけでなく、今見ている中波動が大波動のどの部分に属しているのか、今見ている小波動が中波動のどこに属しているか理解しながらチャートを見なければいけません。

ぜひ3波動による環境認識・エントリータイミング確認、やってみてくださいね。