FX手法

【FX手法】上昇トレンドからの転換急落を狙った手法《ドル円USDJPY 》

 

ドル円って下がるとき急落する場面あるよね

急落する時ってどうゆうチャート形状パターンなんだろう?

そんな疑問を持つ方へ、上昇トレンドからの転換急落を狙った手法を解説します。転換急落チャートパターンと最適な売りエントリーポイントから利確&損切条件までも細かく解説します。

僕がよく使う手法なのでかなり自信があります。

普通に有料級のコンテンツだと自負しているのでぜひ見ていってくださいね。

(本記事画像データはUSDJPY(ドル円)2018-2019の一年分のデータから取得、転換急落パターン形状を切り取っています)

 

ドル円で急落する場面がよくある

ドル円がジリジリ上げ、煮詰まった感が出た後、急落する場面がよく見られます。

例えば、次のような例です。

(画像:USDJPY 左-日足・右-30分足)

しっかり押し目をつけながら上がってきたチャートですが、ある時点から急落しています。特徴として下がるスピードが早いことが挙げられます。大陰線が連続で出現し、まさに急落といった感じです。

これがドル円(他の通貨でも)でよく見られます。時間足は5分以上です。

急落のサインとは

上昇から急落する転換部分では次のような形になります。

簡単に言えば、ダブルトップのネックライン下抜けから、戻ってきたところでネックラインタッチでショートエントリーです。

実際のチャートだとこのような感じになります。

(画像:USDJPY 左-日足・右-1時間足)

 

上昇トレンドからの転換急落を狙った手法

手順は次の通りです。

  1. 環境認識
  2. トレンドラインを引く
  3. ネックラインを引く
  4. ローソク足がネックライン+トレンドラインを割る
  5. ローソク足がネックラインに触れる ←エントリー
  6. 利確ライン、損切りライン設定
  7. エントリー後のチャートを監視 → 早期決済?

この番号ごとに詳しく書いていきます。

 

①環境認識

この手法が勝ちやすい場面は1つ上位の波が以下の状態です。

  • 上値に強力なレジスタンスラインがある
  • 戻り売り
  • レンジ範囲内の上部

 

逆にうまくいかない場面は次のようなところです。

  • 底値付近
  • 三角持ち合いの上部

有利な場面、不利な場面はありますが、絶対厳守する必要はありません。以下に述べる他の条件を見つつ総合的に判断してください。

他の条件が完璧な場合には、上位足の環境認識が不利でも短期トレードで勝つこともできます。

 

②トレンドラインを引く

環境認識で悪くないポイントを認識できたら、上昇トレンドラインを引きます。

トレンドラインは綺麗に引けること。できれば3点以上接点が欲しい。

無理やり線を引くのはよくありません。だれもが見える線を引くようにします。

 

③ネックラインを引く

上昇トレンドラインを引けたら、次はネックラインを探しましょう。

ネックラインはダブルトップやトリプルトップ、三尊に現れるラインです。

ネックラインは最後の安値に引くラインになります。

そして、画像の『注目!』部分のように高値も接していれば、よりラインの信頼度が増します。

高値と安値にネックラインが挟まれていると、ラインの信頼度が上がる

これはネックラインだけでなく、レジスタンスライン、サポートラインにおいて言えることです。

 

また、天井部はダブルトップ型トリプルトップ型になっていなければなりません。

この手法は、市場で重要と認識されている特定の「トレンドライン」「ネックライン」を下に割ることからの急落を取りに行く方法です。さらに、割ったネックラインはレジサポ転換し、サポートからレジスタンスになります。

ですので、天井部が1つの山しか無いと「ネックライン」の重要性が足りず、失敗に終わることが多くなります。

天井部は1つ山ではダメ、ダブルトップ以上で。

 

ただし、環境認識でかなり有利と判断しているなら、一つ山でも勝負してみても良い場合があります。

次のチャートはかなり意識されてきた114円ラインが天井部にある場合です。この114円ラインが非常に強力だと判断して天井部が一つ山ですがトレードしました。

このように、裁量ならではの総合判断・経験判断を用いてトレードしていきます。

みなさんはこの手法を実践する前に、必ず過去チャートで検証してみてください。

どういう場面で勝ち、どういう場面で負けるのか、違いを何度も見て「知っている」状態から「分かっている」状態になってください。

 

④ローソク足がトレンドライン&ネックラインを割る

環境認識、トレンドライン、ネックラインを引けたら次はトレンドライン・ネックラインを割るか監視します。

ポイントはしっかり下抜けするかどうかです。誰が見ても下抜けしたと判断できるような形状でないといけません。

 

次のようにすぐ戻ってしまい、下ひげのような形になるとエントリーしてはいけません。

このように下ひげっぽい形状になると、「ネックラインを割った」というより、「ネックラインを下抜けしようとしたが、強い買い反発にあって失敗した」と認識されます。

(なので、逆に買いサインです。)

トレンドライン&ネックライン下抜けはしっかりじっくり見る

 

トレンドライン、ネックラインを下抜けたら、ネックラインに指値売り注文をいれておきましょう。

これでチャートが予約した価格まで上がってきたら、勝手にエントリーされます。

この売り注文の位置は少し経験を積んでくるとどこに入れるべきか分かってきます。個人の裁量で変化させてみてください。

 

例えば、複数レジスタンスラインがあるなら、分割エントリーするのも手です。ネックラインで1Lot入れるのではなく、レジスタンスライン①で0.2Lot・レジスタンスライン②で0.3Lot・レジスタンスライン③で0.5Lotと予約して行く方法です。

また、チャートをずっと見ていられる生活をしている方なら、安値切り上げライン下抜けでエントリーとルール設定しても良いでしょう。

複数に分割してエントリーするのは、売り指値注文にかからず下がって行く場合を考えているからです。

例えば次の場合はネックラインにタッチせず下がっています。

こういう場合でも利益を確保するため、ネックラインにタッチする前でも下がり始めそうなサイン(上ヒゲ、別ラインラインタッチ)が出たら少ないLotで売りエントリーするわけです。ちなみに僕はよく分割エントリーをします。

 

売り指値注文をした後、注意すべき点が3つあります。

  • 下がりすぎ
  • 綺麗な小ダブルボトム形成
  • レンジになる(動きがなくなる)
  • 押し目をつけながら上がって来る

売り指値注文位置まで上がってくる前に、上記3点のどれかが起こった場合、注文を取り消してください。

下がりすぎパターンは本来取りに行くべき波動がもう生成されてしまったので、エントリーはキャンセルです。

綺麗な小ダブルボトムはそこから上昇する可能性が出てきます。また、小ダブルボトムで何らかのラインがあるのならより危険です。

レンジになってしまったら、買いvs売りの力が拮抗している状態です。もしここから上昇して売り指値注文が成立しても、買いvs売りで買いが勝って上昇したわけなので買い勢力が優勢な状況です。

(もっと言えば上レンジブレイクしているので上、押し目買いの成功と認識され上、という感じに上目線になりえます。)

 

押し目をつけながら上がって来るパターンは、この手法で取りに行くべき波が発生しなかったことになります。次の画像を見てください。

トレンドライン、ネックライン下抜けからの戻り売りを狙う手法ですが、押し目をつけながら上がって来る場合、その押し目は戻り売り失敗現場と認識しています。買いが優勢ということですね。

また、画像右下のピンク色の波を取りに行くシナリオでしたが、シナリオと違う動きをしているためエントリーはしません。

なので、「押し目をつけながら上昇して来る時」と言われて、「時間足を小さくしたら押し目なんて当然つけながら上昇して来るでしょ!」と言わないでください。

あくまで、絶好の戻り売りポイントで売り勢が負け・買い勢が勝ったという根拠があることが危険と言いたいんです。

 

⑤ローソク足がネックラインに触れる←エントリー

さて、長い過程を経てようやくエントリーできますね。

下が本手法でエントリーできる場面です。

エントリーポイントを書かなくてももうわかりますね!

(画像:USDJPY 左-日足・右1時間足)

 

⑥利確ライン、損切りライン設定

無事エントリーが成立したら、利確ライン、損切りラインを設定します。

利確ラインは目安ですが、損切りラインは一度設定したらそれ以上引き上げないでください。

利確ライン

利確ラインについては次の画像を見てください。

ネックラインを下抜けさせた波と同じ長さの波が発生すると仮定して利確ラインを設定します。

本手法で取りに行こうとしている波はエリオット波動 第3波(画像青の波)なので第1波(画像赤の波)より長くなる可能性が高いです。なので、第3波は最低でも第1波分は伸びると仮定して利確ラインを設定しています。

ただ、次の時は注意してください。

  • 利確ライン付近に強いレジサポラインがある
  • 上昇トレンドライン線を引いた上昇トレンドのフィボナッチ50%以下に利確ラインが来る

 

「利確ライン付近に強いレジサポラインがある」場合はその強いレジサポラインの少し上に利確ラインをおくと良いです。

「上昇トレンドライン線を引いた上昇トレンドのフィボナッチ50%以下に利確ラインが来る」場合は、(1)すでに価格下がりすぎている(2)押し目買いポイントに迫っていることを十分に意識してください。

損切りライン

損切りラインはダブルトップの少し上に設定してください。

ここで一つ成功パターンの実チャートを載せておきます。

(画像:USDJPY 左-日足 右-30分足)

どこがエントリーポイント、利確ライン、損切りラインか、自分の頭で設定できるか試してみてください。

 

⑦エントリー後のチャートを監視 → 早期決済?

さて、エントリー、利確ライン、損切りラインを設定できました。

この後、放置するわけではありません。チャートを監視し、危なそうなら早期利食い、十分含み益が乗ったら、損切りラインを建値に設定し直したりします。

それぞれの条件を解説していきます。

 

早期利食い条件

利確目標に達していなくても利食いしてしまう条件は2つあります。

  • 綺麗な小ダブルボトムが形成される
  • 高値切り下げライン上抜け

どちらかの条件が当てはまった時、利確する目安となります。特に2条件同時達成された場合は利確してしまった方が良いでしょう。

ただし、これもまた「目安」であり、他の条件(環境認識、ラインの強弱、時間帯)を見て総合的に判断してください。

また例を載せておきますね。

『高値切り下げライン上抜けで薄利決済』

(画像:USDJPY 左-日足 右-1時間足)

 

『ダブルボトム形成で早期損切り』

(画像:USDJPY 左-日足 右-1時間足)

 

 

損切りラインを下げる条件

次に損切りラインを下げる条件を説明します。これは簡単です。

直近安値下抜けで損切りラインを建値に移動します。

これができると負けは無くなり安心して見守ることができますね。

(直近安値下抜けと思った瞬間下ひげになってダブルボトムになってしまうこともあるので、しっかり見届けましょう。僕は結構ありました。。。)

 

手法説明はこれで終わりです。お疲れ様でした。

 

練習問題

練習問題を貼っておきます。次のチャートを見て、エントリーポイントと実際に決済したであろう決済ポイントを決めてください。

 

(この下に私の個人的回答があります)

 

どうでしたか? だいたい一緒でしたか? いきなり手法失敗パターンでしたね。

  • ダブルボトムっぽい→決済しても良いかも
  • 動かなくなった→ここで損切り
  • 高値切り下げライン上抜け→もしまだ決済してないなら何が何でも絶対損切り

 

もう一つ、成功パターンも出題しておきます。

次のチャートを見て、先ほどと同様にエントリーポイントと実際に決済したであろう決済ポイントを決めてください。答え合わせはありません。

 

ぜひやってみてください。

 

Q&A

  • ドル円以外もできますか?

検証していないのでなんともいえません。

  • おすすめの時間足は?

5分以上なら大丈夫です。

  • 買いでも同じ手法で勝てますか?

全く同じではダメですが、改良すればいけます。特にエントリーキャンセルや早期決済ルールを改良することになります。検証&バックテストをとってみてください。

 

まとめ

長くなりましたが、手法説明はこれで終わりです。最初から7stepに分けて説明しましたがいかがでしたでしょうか?

上昇トレンドからの転換急落を狙った手法
  1. 環境認識
  2. トレンドラインを引く
  3. ネックラインを引く
  4. ローソク足がネックライン+トレンドラインを割る
  5. ローソク足がネックラインに触れる ←エントリー
  6. 利確ライン、損切りライン設定
  7. エントリー後のチャートを監視 → 早期決済?

この記事を読んでできる気になった人がいたら、気をつけてください。これを読んだだけではFXで勝てるようにはなりません。そんなんだったらみんなとっくの昔に勝てるようになってます。

FXはスポーツのようなものです。

知識だけではなく、技術が必要です。その技術を取得するためには練習が必要です。みなさん練習をおろそかにしている気がします。

(調べる)→「知る」→(練習)→「分かる」→(試合)→「できる」と上達して行きます。「知っている」けど「できない」人になっていませんか?

 

もう一度言います。この記事を読んだからといってすぐ勝てるようには絶対なりません。

まずは、過去チャートで検証、実戦訓練をしてみてください。

何十何百という転換パターンを見て、失敗する形と成功する形を頭に叩き込んでください。

どうなると失敗しやすいのか、成功しやすいのか、MAや上位足との相関に注目して仮定を立てて検証して行くのも良いでしょう。そうするうちに、細かな違い分かり、いわゆるセンスというものが身につくと思います。

以上、上昇トレンドからの転換急落を狙った手法解説でした!

それでは!